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青髪クールなKカップむちむちメイドさんが坊ちゃまを精通させてしまい、ドスケベ性教育のご褒美としてお嫁さんになることを余儀なくされる話(支援)

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 少年が美紅と初めて性交したあと、またいくらかの時が経った。

 今日もメイド達は屋敷での生活と職務を満喫している。

「皆さん、本日は来客がありますので、応接間とその周辺は特に丁寧にお掃除してくださいね」

「「「はいっ!」」」

 メイド長の美紅は彼女たちに指示をしながら、仕事がスムーズに進んでいることを安堵していた。

(皆、すっかり慣れたものですね。わたくしが口うるさく言わなくとも、廊下がピカピカになっている……清潔な空間はそれだけで居心地がよいものです)

 穏やかな朝の時間。廊下に並ぶ窓から射す日光は、美紅のつややかな青髪に爽やかな明るさを与えていた。

 しかし朝の清掃を終えたあと、美紅にとって気になる出来事が起きる。

「中野さんっ……♡ 朝の読書がんばりましたよ♡ ご褒美のエッチさせてくださいっ♡」

 メイドの一人に少年が声をかけ、いきなり尻や乳を揉むセクハラ行為をしてきたのだ。

「んぁ♡ ご、ご主人様ぁ、ダメですぅ♡ 廊下でいきなりなんて……んぉっ♡♡ やっ♡ おまんこ擦り付けちゃダメぇ♡♡」

 中野はダメと言いながらも抵抗しない。むしろ気持ち良さそうに腰をくねらせ、股を開いて誘っているようですらある。

ぬちゅ♡ ぬちゅ♡ ぬちゅぬちゅ♡

「読書がんばったらエッチさせてくれるって約束だったじゃないですか♡ 中野さんももう濡れててエロすぎです……♡ も、もうハメちゃいますね♡」

 少年は慣れた手つきで中野の身体を壁へ押し付け、立ちバックの体勢にさせると突き出した桃尻に肉棒を挿入してしまう。

ずぷんっ!♡
パンッ♡ パンッ♡ パンッ♡ パンッ……♡

「んぁあぁあっ♡♡ あんっ♡ あっ♡ んううぅ♡♡ しゅごっ♡♡ おっ♡ おチンポしゅごいぃ♡♡ おまんこイクッ♡ イくうぅン♡♡」

 女性器を前後する少年の肉棒は、相変わらず屈強な巨根そのもの。中野はすぐにだらしない表情を見せ、自らもヘコヘコと腰を振りおまんこアクメを貪っている。

 ぷしゅぷしゅと潮が噴き出る。ロングスカートのおかげで壁を汚すことはないものの、べっとりと生地裏を濡らし誰から見てもスケベ女と分かる発情っぷりを示していた。

「はーっ♡ はぁーっ♡ 中野さんっ、可愛い見た目通りゆるふわなおまんこで気持ち良いです……っ♡ 中に出しちゃいますね……♡」

「おっ♡♡ また大きく……ッ♡ な、中はダメですよぉ♡ 今日っ、わたしが授業参観に行く日なのに、中出し済みのおまんこでなんて……んん゛ぅうう♡♡♡  イクッ♡ イクイクイクゥッ♡♡♡」

「はい♡ ぼくのザーメンで子宮たぷたぷにしたまま学校来てくださいねッ♡♡」

びゅるるるるるるるっ!♡♡♡ びゅるるるるるるっ!!♡♡♡ びゅぶぅ~~~~~~~……!!♡♡♡♡

「お゛っほおぉぉぉぉ……♡♡♡♡」

 朝から廊下でメイドに性交を求める主人と、嬉しそうに中出し交尾を許しあっさりとアクメしてしまうメイド。

 一見すると異常な光景だが、誰も止める者はいない。むしろ仕事が一段落しているぶん、その場にいたメイド達は興味津々といった様子で眺めていた。

「わ♡ ご主人様、やっぱり凄い……♡」
「ご褒美におまんこさせてあげるってよくやってるけどさぁ、これウチらの方がご褒美に交尾してもらってる感じだよね……♡」

「ねー♡ あたしも早くまたハメてほしいなぁ……♡」
「ご主人様、エッチなことご褒美にしてあげたら凄く張り切ってくれるしね♡」

「私、お、お尻でエッチするの興味あるんですけど……言っても大丈夫でしょうか……♡」
「え~♡ 狭山さんえっちー♡ お尻の処女もあげてみたらどう?♡ ご主人様なら喜んでくれそう♡」

 これが最近の屋敷における日常茶飯事なのである。

 メイド達がムラムラしたメスのフェロモンを湧き立たせ、ひそひそと盛り上がる中、美紅はひとり苦い顔をしていた。

(むう……お掃除が終わったばかりの廊下にメスの匂いを充満させて……♡ なんてはしたないことを♡ ……ですが、これはわたくしのせいでもありますね……)

 自覚はあった。元はと言えば、少年を性に目覚めさせ、何か言いつけを守ったご褒美にエッチなことをさせてあげるという性教育を施したのは美紅である。

 そして性欲の強すぎる少年に『一ヵ月間射精を我慢する』という難題を提示し、そのご褒美として見事お嫁さんにされてしまったのも美紅だ。

(わたくしがご主人様にオスとしての自信をつけ……それに、メイド達の間に『ご主人様はメイド長がガチ恋するぐらいデカチンで絶倫な交尾上手♡』という下品な知見を与えてしまった……♡)

 今日のセクハラ性交も、少年が襲ったような形ではあるが、メイド達が話す通り内実はWin-Winの関係。若く性欲に燃えたぎる少年と、屈強なオスに興味津々な若い女たちの性欲処理、そして真っ当な教育を兼ねて『少年が課題をこなせばスケベな行為を許してあげる♡』という遊びが行われているのだった。

(……まあ……確かにご主人様はメイド達が積極的に相手をするおかげで、心も体も逞しく成長していっているようでございますね……)

 努力の対価として合意で性交している以上、美紅も無理に止めようとは思っていない。

 しかし彼女にとっての問題は別の部分にあった。

(……皆さんが羨ましい……わ、わたくしだってハメて欲しいのに……♡♡♡)

 少年が逞しいペニスで性交しているところを見るとムラムラするのは同じ。乳首とクリトリスがあっさり勃起してしまうのも、下品なチン媚びをしてしまいたくなるのも、課題抜きで容赦なくレ〇プされたって構わないくらい魅了されセックス好きの女に躾けられているのも同じだ。
 
 しかし他のメイド達とメイド長の立場には隔たりがある。少年に初めての性教育を施した女、童貞を貰った女、そしてお嫁さんとして、美紅は独占欲を感じずにいられなかった。

「んんっ……フゥーッ……💢♡」

ぷっくぅ~~~ン……♡♡♡
ばきっ♡ ばきんッ♡

 少年が他のメイドと交尾しているのを見ると、怒りにも似た興奮が身体に満ちてくる。痛いほどに勃起した乳首がノーブラの服を突き上げ、クリトリスは身体を揺らすだけでTバックの裏地に擦れ、デカ尻ににじんだ汗はハメ媚びに最適なメスのにおいをまき散らしてしまう。

(むぅ……♡ わたくしだっていつでもセクハラご褒美をあげられるようにスケベな格好で過ごしておりますのに♡ どうして構ってくださらないんですか♡ ご主人様……♡ そんなに浮気交尾ばかり見せつけられると、自室でオナニーするの捗ってしまいます……っ♡)

 スカートの内側ではもはやニーソックスにまでどろどろの愛液が垂れてくる始末。切なげに太股を擦らせるたび、ぐっちょりと糸を引きながら、チンポを受け入れられる部分が広がっていく。

 恋する相手にチンポをお預けにされた寂しげなメスの涙は、あまり放置していれば掃除済みの床を濡らさんばかりだった。

 こんな状態だが、美紅は少年やメイド達に怒ったりすることはない。

(はぁ……我慢♡ 我慢です♡ メイド達の気持ちはよくわかります……ご主人様のチンポはかっこよすぎるんです♡ それに、誰とエッチをするのもご主人様の自由ですし、皆さんがこれで前向きに生活を頑張れているんですから……わたくしが我慢すればいいだけの話……♡ こんなことを考えるより、目の前の仕事を片付けることにいたしましょう……♡)

 乳首をギンギンに勃起させながらも全体の平和を考えて我慢するあたりは、やはり少年やメイド達に慕われる優秀なメイド長と言えた。

―――――

 わたくしがご主人様に呼び出されたのは、二人きりで過ごすことが少なくなってからまた一か月ほどが過ぎた頃でした。

 それもメイドの仕事中に何かをするのではありません。

 昼勤務のシフトが終わったあと、私服で夕食に誘っていただいたのです。

「美紅さんはこのお店、来たことありますよね?」

「え、ええ……ご主人様のご両親と会食する機会がありました」

 しかし、一度来たことがある場所とはいえそわそわしてなりません。
 
 個室で話せる和食料理屋。ご主人様の身分に相応しく、内装に高級感があります。料理も各地の名物を使用したもの……普段お屋敷で食事に出しているものよりも豪華です。

 わたくしは意を決してご主人様の真意を聞くことにしました。

「あの。本日はお誘いいただけて大変ありがたいのですが、どうしてわたくしをこのような場所に……」

 するとご主人様は、ぽっと顔を赤らめながら言ってくださいました。

「えっと……ぼくがどうしても美紅さんと一緒に居たかっただけです……」

「えっ!」

「驚かないでください。だ、だって美紅さんは、ぼくのお嫁さんじゃないですか!」

「ご主人様……」

 真剣に言われて、胸がきゅっとなります。

「わたくしは、最近なかなかご主人様が声をかけてこられないので、他のメイドの方が気に入ったとばかり……」

 弱音を吐くと、ご主人様は矢継ぎ早に教えてくださいました。

「すみません……美紅さんが忙しそうにしてたので邪魔しちゃいけないと思って……他のメイドさんも沢山ぼくに構ってくれてたので、そういうものなのかなって思い込んでたんです……けど、このあいだ父上に教わりました! お嫁さんを大事にするのは、男として一番大事なことだって!」

 ……いま、わたくしが勘違いしていたのだと理解しました。

 確かに重なります。わたくしが仕事を増やして忙しくなった時期と、メイド達がご主人様を誘惑するようになった時期……。ご主人様はわたくしに飽きたわけではなく、優しさと成長ゆえに距離を取ってくださっていたのですね。

 そして……改めてわたくしを大切にしようと自分から行動を起こしてくださっている……。

「えっ美紅さん!? なんで泣いてるんですか!? どうぞ、ハンカチ使ってください……!」

「……ありがとうございます。ご主人様のお気持ちに、嬉し涙が出てしまいました……わたくしも正直に申し上げたいことがあるのですが、よろしいですか?」

 お借りしたハンカチで目元を拭い、ご主人様を見据えると、頼りがいのある雰囲気でこくこく頷いてくださいました。

「わたくし、実は他のメイドたちに嫉妬しておりました」

「!」

「ご主人様とたくさんお話していてずるい。ご主人様とたくさんエッチしていてずるい。わ、わたくしがご主人様のお嫁さんなのに、構ってもらえなくて寂しい……と……」

 や、やっと言えました。

 この醜い気持ち。愚かだと押さえつけていた気持ちを。

 ご主人様は……そんなわたくしの手からそっとハンカチを取って、また流れだした涙を代わりに拭ってくださって……。

「ごめんなさい。ぼく、バカですね。美紅さんが寂しいのに気付いてあげられなくて、他のメイドさんたちも可愛いからって浮気して」

「……はい。ぐすっ、うぅ、ご主人様は、ばかです。うう……」

「ぼくももっともっと美紅さんと一緒に過ごしたいです。まずは今日、美味しいご飯を食べながら、二人きりでたくさんお話しましょう」

「はい……」

 嬉しいお言葉につい笑みが浮かんできますと、ご主人様は少し小声になって付け足しました。

「あと……今いう事じゃないかもしれないですけど……ぼくも美紅さんとエッチなこと、したかったので……夜は、お願いしますね」

「……はいっ……♡」

 泣き止んだあとはスッと気持ちが軽くなって、ただただ純粋に、ご主人様と過ごす幸せな時間に浸ることができました。

 屋敷に帰ったあとは、約束通り、ご主人様の部屋に連れて行っていただいて――

「美紅さん……♡ ちゅっ♡ ちゅ♡ ちゅっ、ちゅ、ちゅぱ……♡」

「んうぅ……♡ ちゅ♡ ちゅっちゅっ♡ すきです……ご主人様ぁ……♡」

 シャワーを浴びたり着替えたりすることも忘れ、ベッドに潜り込んで唇を重ねました……♡

 しばらく我慢していたぶん、ご主人様とのキスは一回一回が脳髄を痺れさせる幸せなものでした♡ 唇を軽く当て、お互いの肉を食み、間近に吐息を感じる……ご主人様の存在を感じることが、何より嬉しいのです……♡

「あの……美紅さん、言うタイミングがなかったんですけど、今日の服とっても似合ってます……♡」

「まあ……そうですか?♡」

「はいっ。美紅さんって私服も白黒のが多いですよね……露出が少なくて、お淑やかで……スタイルいいから、白のズボンがとっても綺麗だと思います……! それで……それで……」

「……ふふ、どこか気になるところがありました?♡」

「お、おっぱい♡ おっぱいが大きすぎるんですっ♡ 服の中にボールがあるみたいにぶるんぶるんって揺れて♡ 美紅さんのこと見てるだけでドキドキします♡ それにお尻も大きすぎて……き、気付いてるんですか? ぱんつの線が浮いちゃってましたよ……♡ ぼくは嬉しいですけど……他の人に見られたらイヤですからね……!」

 そう言うとご主人様は荒々しくおっぱいやお尻をまさぐり、媚肉を揉みつぶしてきます♡ まるで自分の所有権を主張するかのよう♡ 指を食い込ませるほどの力で……っ、あぁ、頭がふわふわしてきます……♡

 ご主人様がわたくしを見てくださる♡ 服を褒めてくださる♡ カラダを求めてくださる♡ それに……わ、わたくしと同じように、他の人に見られたくないと嫉妬してくださっている……♡♡ 

 そう思うとわたくしの身体はどんどん敏感になってしまうようで、触られたところからどぱどぱと快感の波が押し寄せてきます♡♡

むぎゅううぅぅ♡♡
むにゅ♡ むにゅんっ♡ 

「はぁん♡♡ ご、ご主人様……っ♡ 淫らな身体で誘惑してしまい、申し訳ございません♡ 忙しくなる以前、たくさん揉んで精子をかけていただいたおかげか、Lカップにまで育ってしまったんです……♡ それにパン線も……うふふ、ご主人様と二人きりになれるのが嬉しすぎて、気付きませんでした……♡」

「~~ッ♡ 舌……いいですか、美紅さん……♡」

「はい♡ ……わたくしはそこまで教えた記憶がありませんが……他のメイドで、練習したのですか?♡」

「むっ。そ、そのぶん美紅さんを一番気持ち良くしますから……!」

「……意地悪を言ってすみません♡ お願いします……うふふ……♡」

 嫉妬していただいたのが嬉しくて、つい悪いことを言ってしまいました♡ ご主人様にお仕置きのベロチューをされてしまいます……♡

 体格には差があるのですが……熱くぬるぬるした舌が口内に入ってくると、なんだか身体から力が抜けて、すべてご主人様に身を任せてしまいます……♡ わたくしの全てはご主人様のもの♡ 唾液を流しこまれ、ぬりゅぬりゅと舌を絡めるうち、そう刻み付けられているような気がするのです♡

「ぁむ♡ ちゅっ♡ れろれろ♡♡ ご主人様♡ ご安心ください♡ わたくしは貴方のものです♡ ちゅっ♡ ちゅっ♡ 他の男性がいくらわたくしのデカパイに発情しても♡ いくらパン線でシコシコしても♡ わたくしが股を開くのは貴方だけ♡ 他の男は手出しできない人妻、貴方のお嫁さんですよ……♡♡♡」

 あっ……♡ ご主人様のおチンポ、また大きくなってます……♡ おっぱいもお尻も口も好き放題にして、オスの優越感たっぷり味わってらっしゃるのですね……♡

「美紅さんっ……!♡ じゅるるる♡ れろっ♡ れろれろっ♡ ぼくのっ♡ ぼくの美紅さん……♡♡」

もみゅ♡ むにむにゅ♡
むぎゅッ♡ むっぎゅううぅぅ♡♡

「おっ♡ んぅ、はむ♡ ぁんっ、ちゅぱ、れろれろれろれろ……♡ ご主人様♡ お返しです♡ ちゅぱちゅぱ、ん……♡」

すりすり♡ すりすり……♡

 ズボン越しにおチンポを撫でて差し上げると、ご主人様は気持ちよさそうに身体を震わせます♡ ビクンビクンッて擦り寄ってきて、わたくしの手をあっさりはみ出して……喘ぐとまだ高い声が出るのに、小学生とは思えない迫力で勃起しているのが手触りだけでも分かりますね……♡

 このままズボンをずり下ろして、直接触って差し上げます♡ ……あぁ……♡ なんて熱い……♡ これです♡ コレ♡ ずっと欲しかった……ご主人様のチンポぉ……♡ 

 あ♡ ベロチューも激しくなってるぅ……♡

「れろれろ……美紅さん……っ♡ 美紅さんっ♡ そんなにされたら、すぐイっちゃいます……♡」

「んっ♡ れろ♡ れろれろ♡ もう、ですか?♡ ぁんっ、ご主人様、かわいい……♡」

 切なそうな表情を見ると、なんだかわたくしの方もムラムラして、歯止めが効かなくなって♡ おチンポの先っぽをカリカリして〇〇〇てしまいます♡ もう片手でキンタマも揉み揉み♡ 旦那様が気持ち良く吐精できるよう、ご奉仕は欠かしません……♡

「久々に美紅さんがシてくれてる……っ♡ す、すぐ出ちゃいます……うっ、あぁっ♡」

「はい♡ わたくしのお手々でドピュドピュしてくださいませ……♡♡」

……どぷっ!♡♡♡ びゅるるるるるっ!♡♡ ぶびゅうぅぅ~~~~~~~~~っ♡♡♡♡♡ びゅるるるるるるっ♡♡ どびゅぅぅ~~~~~~~♡♡♡

「あぁっ……♡」

「んん゛っ♡ はぁ、あっ、美紅、さんっ……♡ きもちいいです……♡」

 よほど気持ち良いのか、ご主人様は放心状態♡ 年相応に可愛らしい表情をされております♡ わたくしの手に包まれて長々としたお射精をなさったあと、脱力しておっぱいに頭を預けてきました……♡

 しかしわたくしもこんな……こんな大量射精を久々に味わいますと、気が気ではありません……♡

「ふふ、ご主人様、見てください♡ ご主人様のために選んできた私服が、元気なお精子でどろどろになってしまいましたよ♡」

 ベッドのお布団を軽くよけてみますと、豆電球だけの薄暗い明かりに照らされて、黒いトップスも白いぴったりパンツもお腹のあたりでドロドロにされているのが分かります♡

 あぁ……物凄い臭い♡ オスくさくて鼻がひん曲がりそうです♡ おまんこキュンキュンして……おっ♡ やっべ♡♡ においだけで潮噴きそうなくらいです……♡♡

 ご主人様もわたくしの発情した吐息とにおいに興味を惹かれたのか、顔を上げてご自分のチンポでぶっかけたところを眺めています♡

「うわ……すご……♡」

「もぅ、ご自分で出したのに驚かないでください♡ ほぉら……尿道に残ったザーメンも、わたくしの服をティッシュ代わりにして拭き拭きいたしましょう♡」

しゅっ♡ しゅっ♡ しゅっ♡ しゅっ♡
びゅるるるる……っ♡ どろぉ……♡

 まだ萎えきらないデカチンをしごいて差し上げると、濃厚なザー汁が鈴口からあふれて服に染みていきます♡

「こんなに大量射精されては、ご主人様のにおいが取れなくなってしまうかもしれませんね♡ この服を着ていたらいつでもご主人様の精子臭をまきちらすスケベ女です♡ 良かったですね……これなら他の男も寄りつこうとすら思いませんよ♡」

 はぁあ、本当にすごい臭い……♡ 周りの目がどうこう以前に、こんな臭いが漂っている服を着たら一瞬で発情してしまいそうです♡ 乳首をぷっくり勃たせて油断したらすぐチクオナしてしまう変態女♡ これではそもそも外を出歩けません……♡
 
 はしたない妄想でまた子宮がきゅんきゅんしておりますと、ご主人様は顔を真っ赤にしながらも、優しく諭してくださいました♡

「み、美紅さん♡ それはそれでダメです……綺麗な服が台無しになっちゃいますし……だいたいっ、美紅さんに教わった洗濯の方法ならコレくらい落とせるでしょう!」

「……ふふ♡ そうでしたね♡」

 思わず笑みがこぼれてしまいました。

 やっぱり、ご主人様はわたくしのことが大好きなのですね♡

 困った顔のご主人様をにこにこ見つめていると、何か思う所があるのか、わたくしの太ももでキンタマ汁を拭いていたおチンポが先ほどの硬さを取り戻してきました♡

「あの、ぼく今思ったんですけど、美紅さんとエッチするのが一番濃いの出るし……勃起してるかもしれません……♡」

 わたくしはその言葉にまた独占欲と優越感を掻き立てられてしまいます♡

「そ、そうなのですか♡ 確かにコレは……んん……指でつまめるほど、濃厚な精液ですが……♡」

「えと、確認する方法ならありますよ……!」

 そう言うとご主人様は身をよじり、ベッドサイドのスツールから何やらシールを取り出しました。

 これは……定規? 目盛りが印刷されたシールですね。

 そういえば……。

「もしかしてメイド達が言っていた、ぁの……おチンポの長さを測るためのシールですか……?♡」

「そうです。元は水嶋さんに、おちんぽの測定しましょうって渡されたんですけど、皆さんの間で流行っちゃったみたいで……自分でも試したいって、ココに貼るんですよ♡」

 ココ……と言いながら、ご主人様はわたくしの精液まみれになったトップスをずり上げ、パンツとショーツもずらし、下腹部を撫でてきます♡

 おまんこが見えるか見えないかのところから、し、子宮があるあたりまで……ねっとり、さわさわ……♡♡

「わっ、またぼくの好きなぱんつ履いてきてくれてる♡ 嬉しいです……♡」

「ん、うぅう……♡ はぁあん♡ ンっ、あぁ、はぁ……♡ そんな、お腹でおチンポを測るなんて……♡♡」

 淫らな遊び方を察してしまったわたくしに、ご主人様はニッコリ笑います♡

 再び正面に回ると、慣れた手つきでわたくしのお腹に定規シールを貼り、天井めがけてそそり立つデカマラをわたくしのお腹にベチンッ♡と振り下ろしてきました……♡

「おっ……♡ なっがぁ……♡♡」

 こ、これだけでもお腹越しにポルチオ刺激されてやばいです……♡♡ ハンマーで叩かれたみたいにびくびく反応してしまいます♡ ぴゅっぴゅって愛液おもらし止まりません♡

 それなのに……ご主人様はわたくしのお腹をしばらく眺めたあと、耳元へ唇を近付けて嬉しそうに仰るんです……♡

「やっぱり♡ 美紅さんのお腹で、勃起サイズの記録更新しましたよ……♡」

 自分のおっぱいが大きすぎて結果ははっきり見えないのですが……ただそんな風に数字で確かめていただけたことがたまらなく嬉しくて、他の女性よりわたくしに興奮してくださるのだと満ち足りた気分になってしまって……♡

「~~……♡♡♡ うれしゅうございます……♡♡」

ぷしゅッ♡ ぴゅるるっ♡

 あぁ……か、軽くアクメしてしまいました……♡

 すっかり全身火照ってしまったわたくしに、ご主人様はそのまま囁きます。

「そろそろ、入れますね♡ いっぱい交尾しましょう……♡」

 うう~っ、ダメ♡ ダメです♡ お腹に逞しいおチンポずりずりしながら口説くのずるいぃ♡ おまんこ交尾するの想像しただけでまた気持ち良くなってしまいます♡♡

「はぁっ♡ は~っ♡ はい……♡ ん、あぁっ、ですが、その……ひとつ申し上げないといけないことが……♡」

「?」

 少し、理性を取り戻します。いけない……すっかりお伝えするタイミングを逃していました。

「あの……わたくし、先ほどので、排卵してしまったようです……♡♡♡」

「えっ♡」

「もともと、本日は危険日ですので……妊娠を避けるために、ゴムを着けていただけると……っ? ご主人様?」

……ググッ💢♡
グググッ💢♡

「ひっ♡ な、どうしてまた大きくなって……♡♡」

「なんでそういうこと今言うんですか」

 ご主人様はおチンポをばきばきに隆起させながら、小学生とは思えない低い声で囁いてきます♡

「ここに卵子があるってことですよね。美紅さんの卵子……ぼくのお嫁さんの、卵子……♡」

べちんっ💢♡ べちっ💢♡ べちっ💢♡

「んぉ……ッ♡ は、はひ♡ そうです……♡」

 ま、待ってください、もしかして、これって……っ!

「そんなの、孕ませるに決まってるじゃないですか……!!」

――どちゅんッ💢♡
ずっぶううぅぅぅぅ♡♡♡

ごちゅっ💢♡ ごちゅうぅぅ♡♡♡

「んッ゛……ぉ゛お゛っ……??♡♡♡♡ こひゅっ♡♡ ン゛ぅっ♡♡ ぉ゛~~~♡♡♡」

 ふ……深すぎます……♡ 一突きで入口から子宮口まで全部征服されてしまいました……♡

 逞しく勃起したおチンポががちがちの肉棒で膣内を拡げてます♡ ゴリゴリってえぐられているみたいで♡ こ、このままチンポだけで浮き上がってしまいそうなくらいズッポリ♡ 
 わたくしの身体……ご主人様のチンポケースになってしまいました……♡♡

「はぁ、はぁッ……美紅さんはぼくのお嫁さんなんですから、赤ちゃんも作るに決まってるじゃないですか♡ ほら……たくさんイって受精する準備してください♡」

ずりゅ……ッ♡

「お゛ぅっ♡」

ずりゅるるるるる……♡

「んぅ゛うぅうぅ~……♡」

 ご主人様のチンポがゆっくり、ゆっくりと抜けていきます♡

 入れるときは物凄い勢いだったのに……ぁあっ、抜くときはこんな……チンポをねっとり味わわせるような交尾、するなんてぇ……♡

 感じます♡ ポルチオにぐっちゅりはまった亀頭も♡ 膣道を押し上げるおチンポの形も、反り具合も♡ 気持ちいいところを全て潰されていることも……♡

 おっ……♡ ご主人様の腰使い、やっぱりメイド達のおかげでメス泣かせのハメ方心得てます♡ こ、こんなの、誰だって屈服してしまいますぅ……♡♡

「ふーっ……美紅さんのメス顔、かわいいですよ……♡ ぼくの美紅さん♡ ぼくだけの美紅さんなんだ……♡」

 ご主人様はわたくしの下品な顔を嬉しそうに眺め、初めての時とは大違いの余裕でおまんこを使いこなしています♡ 

 まだ、まだゆっくり引き抜いていくばっかり♡ 気持ちいい♡ 思いっきり子宮を突かれた余韻と、頭がじんわり蕩けていくような気持ちよさで満たされてます♡ でも抜けていくのが寂しくて、どんどん子宮でチンポが恋しくなってぇ……♡

「んぅうッ……ご主人様ぁ♡ はぁ♡ んぁ♡ はへっ♡ おッ♡♡ い、今のとこ好きっ……んんっ♡ ご主人様♡」

 うぅ、もう勝手に身体が動いて、いっぱい股を開いてマングリ返しのような状態で媚びてしまっています♡ 腰をヘコヘコさせてチンポに膣ひだを擦り寄らせる淫乱おまんこ♡ このチンポ好きすぎますぅ♡♡

 そんなことをしていると、ねっとり抜けていったおチンポがとうとう入口まで戻ってしまいました♡

 やだ……♡ チンポが抜けないようにぎゅぎゅぅ~って入口吸い付かせて、亀頭おしゃぶりしちゃいます♡ カリ首ぺろぺろしますから♡ 行かないでぇ……♡

ヘコッ♡ ヘコッ♡
ぬぽん♡ ぬぢゅっ♡ ぬぷっ♡

「ご、ご主人様っ♡ 抜かないでください♡ おまんこいっぱい締めますから♡ 奥っ、また奥までハメてぇ……♡」

「ふふ……安心してください♡ もう一回、奥までしますよ……♡」

──どちゅんっ💢♡♡
ずぶぶぶぶぅぅぅぅぅ♡♡♡ 

ごりゅっ♡ ごりんっ♡
ぐりぐりぐりゅ……♡

「お゛っお゛っお゛ぉっ?!♡♡♡♡ チンポっ♡♡ おくまで♡♡ お゛っへ♡♡ んおぉおぉ゛ッ♡♡」

 また奥までずっぽり♡ ねちっこい腰使いでお預けされたおまんこと子宮が喜んじゃってます♡ あぁぁあ、イクッ、イクッ、イクッ……♡♡♡

 さっきよりも気持ち良いです♡ おまんこびりびりします♡ ご主人様のことが大好き、大好きって全身震わせてバレバレになっちゃいます♡♡

「美紅さん、やっぱり可愛いですよ……♡ このままゆっくり楽しみましょうね♡」 

 ご主人様は宣言通り、ゆっくり引き抜いては勢いよく突きこむ緩急たっぷりなピストンを続けてきました……♡

――ずるるるるるぅ~~~~……♡
どちゅんっ💢♡♡

「お゛っ、ぉお゛おぉ……ッ♡♡♡ ほォっ♡♡♡♡ イグッ♡♡♡ んうぅぅぅ……♡♡♡」

――ずるるるるぅ~~……♡
どちゅんっ💢♡♡

「フーッ♡ ふうぅ~ッ♡♡ んぁ゛ッ♡♡ イッグゥッ♡♡♡♡」

 デカチンとカリでおまんこ肉を引きずられるだけで気持ち良いのに、切なくなったタイミングを狙ってどちゅ突き♡ こんなのイキ方覚えちゃいます♡ なっがいイケメンチンポでしかできない孕ませ交尾♡♡ 本気で卵子を堕としにきてますっ……♡♡♡

――ずるるるぅ~……♡
どちゅんっ!💢♡♡

「お゛っほ!♡♡♡ またぁ……っ♡♡♡」

 もう全身汗でぐっしょりになるほど感じてます♡ ときどき太ももを撫でられるのも、おっぱいを揉まれるのもたまらなく気持ちいい♡ 繁殖するのに最適な状態まで発情しちゃってます……♡

 それからもわたくしは何度も何度も繰り返しおまんこを耕され、イキ癖をつけられていきました……♡ 

「――お゛っ♡ お゛ッ♡ んうぅぅっ、イグッ、んっ、ふうぅぅぅ……♡♡♡ んお゛ぉおっ♡♡♡ ほっ♡♡ おへっ♡♡♡ デカちんぽキくぅん……♡♡♡」

 そ、それにしても……な、なんだか少しずつ、ペースが速くなってる、ような……♡

 そう思ったとき、ドキドキとむらむらで混濁した頭に顔を寄せて、ご主人様がまた囁いてきました♡

「そろそろいいですよね♡ ぼくのチンポでしか届かないとこ、いっぱいほぐしますよ♡」

 わたくしはその言葉だけで、ご主人様がどんな責め方をしようとしているのか理解して――

「ひっ……♡」

ぐちゅ……ッ♡
トンッ♡ トンッ♡ トンッ♡ トンッ♡ トンッ♡ トンッ♡ トンッ♡ トンッ♡

「んぉ゛っ♡ おっ♡ おっ♡ おっ、おぉっ、こりぇっ、きついぃっ、イクッ、イクの止まらな、いぃィいんっ♡♡♡」

 ご主人様はわたくしのデカパイに頭を埋め、ギュッと抱き着きながら、上から振り下ろすような形でおチンポをハメてきます♡

「フッ♡ フッ♡ フッ♡ フッ♡ いっぱいエッチして、運動もしてっ、こんな事も出来るようになったんですよ……! 上手くなりましたよねっ……!? 美紅さんの弱いとこたくさん気持ち良くしますから……!」

 ご主人様の声音には興奮と愛情と罪悪感とがないまぜになっているようですが、これでは償いや愛情表現というより〇〇♡♡ 〇〇です♡♡♡ 初めての時のような荒々しさ満点のセックスではなく、確実に自分のメスを孕ませ離れられなくする、賢い動物の交尾ぃ……っ♡♡

 スローピストンでじっくり耕されたおまんこにぐっぽりハメたままの小刻みピストン♡♡ 子宮とポルチオばっかり何度も何度も刺激されてます♡ らぶらぶ交尾で敏感になったせいで、節くれだった肉竿が当たるだけでおまんこの浅いところあっさりアクメして……ッ♡♡ お゛ぉっ♡♡ もうずっとイキっぱなしです……♡♡♡

「わ、わがりましたっ♡♡ ご主人様のおまんこほじり上手ですっ♡ んっお♡♡♡ イきますっ♡♡ おまんこイってますからぁ♡♡ ゆるひてぇ♡♡♡」

 止めてと懇願してもなお、ご主人様の腰振りは速く、絶え間なく子宮をこねくり続けてきます♡

 こっ、これ……また膨らんできてる……♡ さっきみたいに亀頭がパンパンになって♡ 腰を回してカリ首と裏筋ぐりぐり擦らせながら子宮口ほじってます♡ 種付けしようとしてる♡ わたくしの子宮にどっぴゅり濃いのぶちまけようとしてますぅ……♡♡

「ぼくもっ……はぁっ、イきますっ♡ イきますよ♡ こんなエッチな乳汗嗅いだら濃いの出ちゃいますっ♡ たっぷり我慢させちゃったご褒美ですっ、このままぼくの赤ちゃん孕んでください……ッ!!♡」

「あ゛っ♡ あひっ♡ はいぃっ♡♡ はらっ♡ 孕みましゅっ♡ ご主人様のお精子でっ♡ んぉっ♡ 赤ちゃん産ませてくだしゃいいぃ♡♡♡♡」

 イキっぱなしで指を動かすこともおぼつかないのに、わたくしの身体は自然とご主人様をギュッ♡と抱きしめていました――♡

どッびゅっ💢♡♡♡
びゅるるるるるるるるっ!!!♡♡♡♡ びゅるるるるるっ!!♡♡♡ びゅりゅるるるるるるるっ……ぶびゅっ!!♡♡ ぶびゅうぅぅぅぅゥ~~~~~~~ッ♡♡♡♡♡

「お゛ッッ……♡♡♡♡♡ イ゛ッ……グうぅ……💢♡♡ う゛っ、あ゛♡♡♡ かはぁ……♡♡♡♡♡」

「美紅さんっ……美紅さんっ……♡♡♡」

グリッ!♡♡ ぐりぐりぐりっ……!♡
ぼびゅるるるるるる♡♡♡ びゅるるるるるるっ♡♡♡ びゅぐ~~~~~~ッ♡♡♡♡

「んぉ゛ぉおぉぉぉ……♡♡♡♡♡」

 もうまともに声も出ません♡ おまんこだけに全神経を集中して種付けザーメンを受け入れるメス穴♡ 子作りオナホになってしまいました……♡

 ああぁ……ご主人様のおチンポ、こんなに脈打って……射精なっがぁ……♡♡♡ 何秒も何十秒も精液出し続けて……し、子宮の中にたっぷりザー汁貯め込めるように拡張されちゃってます……んぉ゛おお……♡♡♡

 こ、こんなに精液流し込まれたらまた子宮パンパンにされて……ただでさえご主人様のちんぽに弱い雑魚まんこなのに、卵子が逞しいお精子に群がられてしまいます――

つんっ♡

つんつんっ♡

チュプンッ♡

「――~~~~~~♡♡♡♡♡」

 わたくしはソレを直感した瞬間、あまりの多幸感と快楽で気を失ってしまいました……♡

―――――

 また一か月後、お屋敷の応接室――

「それで、結果はどうだったのかね」

「私も気になるわ♪ 美紅さん、ちゃんと検査はしたの?」

「えと……はい♡ こちら……陽性になりましたので、ご主人様の赤ちゃんを、お腹に授かったようでございます……♡」

 そう言って妊娠検査薬をご主人様のお父上と奥様にお見せすると、お二人はニッコリ微笑んで祝福してくださいました。

 もちろん横に座ったご主人様も、少々照れ臭そうですが、ニコニコ微笑んでおられます。

 ……あぁ、このような表情は本当に可愛らしいですね。ご両親の面影も感じます。

 わたくしが受精アクメで気絶してからも精液を流し込み、全身ザーメンまみれにしたほど屈強なオスだとは中々に信じられません……♡ まあ、それがご主人様らしいのですが♡

 
 お二人はわたくしが妊娠したことを本当に喜んでくださっているようでした。

「ははっ、二人が見つめ合う表情、すっかり惚れ合った仲だな」

「やっぱり家系なのかしらねえ? 私と貴方も出会ったときは主従だったものね♡」

「そうだな、ははは。少々初めてを経験するのが早すぎるのも、家系ってやつかな」

 ……お二人の経歴、わたくしは以前から伺っていましたが、改めて見ますと普通に出会った夫婦と変わらないといいますか……対等でただひたすら仲睦まじい関係に見えます。

 わたくしがふと感じた疑問は、ご主人様のほうから口に出してくださいました。

「父上、母上。それじゃあぼくも、美紅さんと一緒に父上たちみたいな夫婦になれるでしょうか?」

「……ご主人様……」

 その横顔がとっても真剣で、かっこよくて。

 見惚れているうちに、お父上が言葉を返してくださいました。

「なれるさ。大事なのは奥さんをちゃんと大切にすること。それと、奥さんの言うことはちゃんと聞くこと、だな」

 こくこくとお母上も頷いておられます。

 思いのほかシンプルなお言葉でしたが、きっとその一言二言で結婚生活を語れるようになるまでに、いろんな試練があったことでしょう。

「……不安そうな顔をしなくても大丈夫よ。息子から聞いているけれど、もう美紅さん達はひとつ難しい時期を乗り越えたんでしょう? ならきっと大丈夫。これからもお互いを大切にしていれば、諦めなければ、全部うまくいくわ。それと……」

「それと?」

「ふふ、溜め込んで辛くなったら、ちゃんと発散すること♡ ね♡」

 お母上は『こういうことよ』と言わんばかりにお父上へギュッと抱き着きました。突然のスキンシップですが、お父上もついニヤニヤしています。

「おいおい、昨日もあんなにしたばっかりじゃないか♡」

「私がシたいの♡ 今晩もう一回、いいでしょう? ……ふふっ♡」

 なんだか夫婦生活の秘訣としては独特なような……。

 いえ。それが一番大事なことなのだとしたら、どうでしょう。

「……そうですね。そういうことでしたら、ご主人様とはなんの心配も要らなさそうです」

「あら?」

「ご主人様はわたくしが止めても聞かないくらい、寂しくなってもいつの間にか迎えに来てくれるくらい、わたくしに一番の愛情と性欲を向けてくださいますから♡」

「まあ♡ ふふっ、それは良かったわ♡」

 あぁ、顔がにやけてしまいます。大変恥ずかしいです。

 それでも――本当に。

 わたくしは堂院家の妻……堂院美紅として、これからの一生を旦那様と添い遂げることになるのでした。

  
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